CRJ-tokyo 20th Anniversary Party!!! "SOUND SURFIN' vol.20"
創設20周年記念イベント第2弾は1月21日、新宿 MARZ、marbleにて、 2店舗往来自由で行われました。札幌からはSS19でもお世話になったsleepy.ab、 大阪からはDODDODOを迎え、東京勢も素晴らしいライブばかり。 それぞれが作り出す空間は鳥肌ものでした!
EVENT INFORMATION
- 日時
- 2007年1月21(日)
- 会場
- 新宿 MARZ/marble
- 時間
- 17:00開場 / 17:30開演
- 料金
- 前売り2500円 / 当日3000円
- 出演
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- sleepy.ab /
- MONG HANG /
- euphoria /
- avengers in sci-fi /
- DODDODO /
- group_inou /
- sgt. /
- 花のように /
- GREEN MILK FROM THE PLANET ORANGE /
- Miniature Tripplanet
LIVE REPORT
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花のように
MARZのトップを務めるのは、独特の雰囲気を放つ、ほんわかバンド 花のように。早い時間からの出番にも関わらず会場には多くの人が集まり、 彼らの音楽に気持ちよく酔いしれていました。稲葉天使が吹くシャボン玉が 会場を舞うとそこは普段のライブハウスではなく、妖精たちが歌う森の中。 ステージの上にはぬいぐるみたちが座り、笑顔で音楽を聴いていました。 優しいだけじゃなく、温かいだけじゃなく、強くて、たくましくて エモーショナルな彼らのライブは何度見ても心に響き、涙が溢れます。 彼らのライブを見た後はいつも優しい気持ちで満たされて、「ありがとう」って 言いたくなります。(えのもと)
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GREEN MILK FROM THE PLANET ORANGE
ギター、ベースが向かい合ってイスに座り、ドラムは半裸という様相で 黙々と激しいフレーズをつむぎ合わせる3人の姿は、躍動的で、衝動的。 「メタルをやってみました。」という、初っ端からすさまじいテンションの GREEN MILK FROM THE PLANET ORANGE! ドローンな曲調から次第にエンジンが入るように、ギターソロがうねり、 それでもイスに座って弾くのを見ると逆にエモさを感じ、初めて見る人が 多かったんでしょうか、皆呆然としていましたね。最後にはイスの上に立って 楽器を高々と上げ、咆哮! スキルもさることながら気持ちの入った 素晴らしいライブでした。(ハル)
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euphoria
MARZでは花のようにの優しい余韻の残る中、euphoriaの3人が登場。 11月のタイのFAT Festival出演、関西ツアー以降、東京では実に久しぶりの ライブに高まる期待の中、1曲目は轟音曲「fly」で幕開け。久々のステージとは 思えないほどの勢い。見た目から想像し得ないこの爆発力! 3/2にリリース予定の4thアルバムからは2曲が披露され、特に「white pattern」 という曲が印象的でした。曲名からイメージした景色に近い、 じんわりと染み入るような名曲。そして最後はもちろん「silent roar」。 反復される旋律が徐々に高みに昇りつめていくあの展開! 1度精神を解き放つようにして終わり、フィードバックが減退し薄れ、 再度立ち上がる瞬間に涙腺が緩みました。終演後森川さんが1人残って 少したどたどしい言葉でMCをするのが微笑しくて出来ることならずっと この余韻に浸っていたいと思いました。(やぎ)
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DODDODO
marble、グリーンミルクの激しいパフォーマンスの次は大阪よりDODDODO。 前髪をちょこっと結わいていて、かわいいなぁなんて思いつつも、 イスの上にしゃがんで、激しい表情でどんどんアゲていく姿には圧倒。 1人でやって来たのが寂しかったようで、100均で買ったという謎の ビニール人形を連れくるなんて場面もあり、会場を湧かせてくれました。 「1人じゃなかったら絶対買ってない」……確かに(笑)。 そして人形はしぼんだままマイクスタンドに。そんな相方の支えもあってか、 その後のライブも見事なパワフルぶりを発揮。パーティ気分を味わえました。 遠い所からありがとうございました! (サモハン)
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miniature tripplanet
MARZ、3バンド目を飾るのはminiature tripplanet。 オレンジ色のライトに照らされる中、アコースティックギターの 優しい音色から始まったこの日のライブ。包み込むようなボーカルの ハーモニーと彼らの奏でる音の暖かさがじわじわと染みこんできました。 でも愛らしさだけではなく、ライブならではの力強さも ちゃんとそこに在りました。ライブハウスからどこかにトリップして、 日向ぼっこでもしているような、そんな気分に。 4月にはニューアルバムの発売、と嬉しいニュースもあって、 より一層しあわせ気分が加速したライブでした。(24仮)
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sgt.
DODDODOの関西人の気質溢れるハイテンションパフォーマンスの余韻が 残るなかで始まったsgt.のライブ。場内のBGMと照明が消え、 カウントも取らずに雪崩のようにバンド全員が同時に演奏を始めた。 音楽は空間を支配する芸術だと思うが、彼等は場内のBGMが無くなってから、 コンマ1秒もかからずにその空間を支配してしまった。痺れた。 ワウやリバーブのかかったヴァイオリンの音色が実に美しく、 夢見心地のようだ。そのドリームな音色とは相対的に暴力的にノイズを 撒き散らすギターもカッコイイ。そして何と言っても、圧倒的な存在感を 見せつけるドラムも印象的だった(演奏中にドラムスティックを口に銜え、 中指を立てるし、獣的な叫び声を出したり)。(コサカ)
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avengers in sci-fi
20時を過ぎ、イベントも後半戦に突入。前の3バンドとはガラリと雰囲気の異なる avengers in sci-fiの登場です。足元に並んだたくさんのエフェクターはいつ 見ても圧巻で、つい見入ってしまいます。音が鳴らされた瞬間、そこには彼らに しか創ることのできない宇宙空間が広がります。3ピースでここまで多彩な音が 出せるバンドはなかなかいないのでは。ゆったりと聴かせてくれる曲からライブ で盛り上がること間違いなしの定番曲まで曲調も幅広く、ステージを見つめる お客さんも揺れたり跳んだりと自分なりの楽しみ方をしていました。MARZが 宇宙船と化した、あっという間の40分間でした。(ゴエ)
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group_inou
会場も盛り上がってきたころ岡村ちゃんのSEで登場したのは渋谷から 駆けつけてくれたエレクトロニカヒップホップユニットgroup_inou!! この日2回目のライブでしたが、そんな疲れもみせず最初からとばす とばす! 解読不能なcpのMCと進化し続けるimaiのトラックに会場は 興奮し踊り狂う。ライブではおなじみの曲に加え、1月に発売された ばかりのリミックスアルバム『System Kitchen』からも1曲。この日は 時間もあったためかMCも多々。不二家について語ったり、ステージから 飛び降りてcpが足を負傷したり(笑)。そして最後の曲になると突然cp がマイクを置き、ステージから2階の柵にサルのようによじ登りステージ から逃亡!?と思いきや再びステージに登場! まさにイリュージョン!! 最後に爆笑の渦が巻き起こった会場には、最高という言葉が飛び交って いました。(ジャック)
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MONG HANG
marbleのトリを飾ってくれたのは、モンハン! この日はオレンジの 衣装を身に纏い、相変わらずシャーマンのような出で立ちで現るBA氏。 演奏が始まるやいなや、ダイナミックな野生的な動きに皆釘付け。 きょろきょろと周りを見渡しては、いきなりピタッと止まる。その度に沸き起こる 笑い笑い笑い。そして堰を切ったように、歌えや踊れやの祭典が始まるのでした。 途中、凝視する子供とBA氏の交流や、ひょうたんに入った飲み物が振舞われ、 その味に客がうなる、なんて場面も。終始、民族音楽とロックが融合したような サウンドの中、会場内では踊り狂う人が大半。それ程までに体が反応する音楽 なのです。メンバーが手を叩いたり、頬を叩いて音を生み出す。 人も楽器になるというその素晴らしさ。皆も感じていたのではないでしょうか。 終演後もずっと笑顔で拍手し続けるお客さんを見ながら、最高のトリだった! と思ったのでした。(中村)
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sleepy.ab
たくさんのひとが集まったフロアから期待のまなざしを注がれながら、登場した のはMARZのラストを飾ってくれたsleepy.ab。この日marbleステージでも オープニングアクトとして、アコースティックセットでのやわらかくて美しい 世界観をもったライブを見せてくれたスリーピーですが、バンドセットはそんな 目に見えるような音の情景に、さらに確かな輪郭を描き加えたような演奏。 創り上げては切り裂くような緊迫感の中に、やっぱりなにか、あたたかいものを 残してくれました。(せ)
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SOUND SURFIN' vol.21
21回目を迎える「Sound Surfin'」のテーマは「異質な世界観」。 出演アーティストには大阪アンダーグラウンドからの刺客、東京での初ライブとなる夢中夢をはじめ、独自の世界観を持ったアーティストが集まりました。 ライブ会場の空気がそれぞれのアーティストの色に染まった当日の模様をご覧下さい。
EVENT INFORMATION
- 日時
- 2007年2月24(土)
- 会場
- 新宿 Motion
- 時間
- 17:30開場 / 18:00開演
- 料金
- 前売り2000円 / 当日2300円
- 出演
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- 夢中夢 /
- Optrum /
- HUNUNHUM /
- pagtas /
- Muddy World
LIVE REPORT
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Muddy World
つかみから見事に会場の空気を作ってくれたのはMUDDY WORLD。 小学生のような感想になってしまうのですが、やはり曲が格好いい! そして雰囲気がある。Motionの暗めの雰囲気がばっちりはまっていました。 アンプ直繋ぎのエレキを弾くギター添田氏のスタイルはやはり面白い。 杉田氏のドラムも所謂ロックバンドのドラムとは違う独特なものだし、 村上氏のベースはその両者のズレを縫うように、でも要所ではきちんと 釘を刺してくる。それぞれ個性的だけど、3人の間でいい均衡が取れている。 今回見て改めて、バンドらしいバンドだなあと思いました。(いたる)
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pagtas
メンバーはうた+ギターの坂田律子さんだけなので、今回はサポートとして 簡易なドラムセット(スネアとバスドラ、たまにデジタルなペダルを操作)を 演奏するドラマーさんの2人編成でのライブでした。 思ってた以上に即興的な印象で、テンポも不定にまるで思いついた言葉を 次々と放っていき、それに合わせてドラムがリズムを刻むといったような演奏。 訥々と歌われる言葉は穏やかでありながら時折見せる狂気(…もっと良い 言い方がないものか)のようなものを見逃さずにはいられませんでした。 ゆるいのか緊迫しているのか親密なのか判断しかねる不思議な空気の中、 最後の曲でギターは微かに歪み、何かが起こる気配を残したまま 去っていきました。(やぎ)
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HUNUNHUM
結構このバンドのライブには顔を出しているのですが今回が1番! という思い3割増しなところは置いておいて、非常に良かった。 あれだけの音数(リハではお互いの音が被ってPAさん大変そうでした)で 即興的な展開をみせ、しかも今回、それが非常に説得力を持っていたので オーディエンスも、このバンドのセンスの良さを感じていただけたのでは ないだろうか。リズム隊のアバンギャルドな展開が、特にクローズアップされて そこにサックス、ギター、シンセが絡む。予期せぬ展開とトルクの強さは、 このバンドの特筆すべきところ。 いやーこのバンド呼べて良かった、とちょっと感慨にふけるライブでした。 (ハル)
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Optrum
前に立っていた2人組の方が耳栓をしているのを見て、さっそく楽しみな 感じになってきたと、ニヤニヤしながら迎えたOptrum。真っ暗の中、 突如放たれる光と、ノイズに一気に頭の中が浸食され、脳みそが 半回転してしまったかのような感覚。無表情に1本の光る棒を操り、 発せられるぶっ飛んでしまいそうなノイズ、冷静な表情と動きでありながら あんなにも魅せられるのか!?とぶったまげてしまうほどの激しいドラムさばき。 これこそハードコアであり、パンクだわー!とひしひし。 耳が壊れるまで耳鳴りを楽しんでやろうと思いました。(サモハン)
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夢中夢
トリを飾ったのは東京での初ライブとなる大阪の夢中夢。今回のイベントは彼等の 東京でのレコ初イベントでもありました。 夢中夢の演奏はギターのヨダさんのボールペンを用いたギター奏法などをはじめ、 大胆さと繊細さが同居していて素晴らしかったです。終盤にはシークレットゲスト としてロマンポルシェ。のロマン優光さんが登場! 登場するやいなや客席に ダイブし、 床を転がりながらデス声をはりあげるパフォーマンス! 1曲のみの 参加だったのですが、この時の客席左側の床にロマンさん、ステージ前方中央に ボーカルのハチスさん(めちゃくちゃ美人さんです)、その右にヨダさんが並び それぞれ叫んでいる光景はインパクトが強すぎて思わず笑ってしまいました。 最後に演奏されたのは名曲「楽園」。音のバランスが少しでも崩れれば成立しない ような危うさを孕んだ長尺の美しくドラマティックなこの1曲で、イベントの フィナーレを素晴らしいものにしてくれました。(ホッパー)
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SOUND SURFIN' vol.22
9月12日に渋谷O-nestにて行われた"SOUND SURFIN' vol.22"。 大物アーティストさんを初めとし、いま旬のアーティストさん、そして地方の アーティストさんなどという、2度と見られないであろう超豪華な対バンでおくる 超強力なステージパフォーマンスに会場のムードはもう最高でした! 出演者の皆様、O-nest様、ご来場してくれた皆様には本当に感謝感謝感謝!!!
EVENT INFORMATION
- 日時
- 2007年9月12日(水)
- 会場
- 渋谷 O-nest
- 時間
- 18:30開場 / 19:00開演
- 料金
- 前売り2000円 / 当日2300円
- 出演
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- 三上寛 /
- おとぎ話 /
- 松倉如子 /
- チッツ(from 大阪) /
- マヒルノ
LIVE REPORT
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マヒルノ
噂は聞いていたものの、ライブは初めて見ました。変則的なビートと ドラマティックで複雑な曲展開、さらに独特の物語性を持った歌詞の世界といった そのスケールの大きさと表現力に会場は終始圧倒されっぱなしでした。 鋭いキレと破壊力にやられます。ライブに行ってみることをお勧めします。 今回のイベントに勢いをもたらしてくれました。(ヤムチャ)
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チッツ(from 大阪)
今回わざわざ大阪からやってきてくださったチッツ。 旅の疲れもなんのその。やはりやってくれました。 客席に乗り込んでくるは、謎のダンスを踊り始めるはで終始目の離せないライブ。 観客の皆さんもノリノリで踊り始め、完璧にチッツペース。 ステージと観客との境が無くなったような一体感がありました。 チッツにはそういう力があるんではないだろうかと感じました。 またやはり自分の好きなこと、やりたいことを貫きとうして楽しんでいる姿は みている側もとても勇気づけられました。 そしてチッツのステッカーは会場でも大人気でした。(カツオ)
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松倉如子
今回の出演者で唯一の女性、松倉如子が鮮やかな衣装に身を包み登場。 アコースティックギターが鳴り始め、それに松倉さんのうたごえが乗ると 一瞬にして会場の空気を塗り替えてしまいます。 1曲目の「セミ」で赤いライトに照らされた彼女は、見た目の可愛らしさとは 裏腹に言葉に出来ぬ空気を発していました。歌詞の1つ1つや、メロディー、 そして彼女の不思議なふわりとしたうたごえに会場は覆われ、ただただ 心奪われるのみでした。今回のイベントの濃いメンツの中では 癒される時間となりました。(かずゑ)
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おとぎ話
SEにのって登場したおとぎ話。名曲「KIDS」のギターが鳴り出し、 照明がステージを照らした瞬間、鳥肌が立ち、目頭が熱くなりました。 最強のセットリストで挑むとは聞いてましたが、ずるいなと思いました。 もしかしたら、今日のお客さんの中でいつもおとぎ話を聴いているという人は 少なかったかもしれない。けれども、おとぎ話が放つ言葉の1つ1つや メロディー1つ1つをじっくり噛み締めることのできた今回の彼らのライブは、 来ていた人みんなにおとぎ話の魅力が少しでも伝わったのではないかと思います。 それにしても、前や横で激しくのっているチッツのメンバーさんを見たり、 おとぎ話のうたを口ずさんでいるお客さんなんかをみると感動は増すものですね。 次の三上寛さんへパレードは続く! (ぞんび)
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三上寛
おとぎ話の最高に甘酸っぱいパフォーマンスによって、素敵な胸キュン空間と 化したnestにCRJ企画史上最大の大物、三上寛が登場。もう何万回も 掻き毟られたであろうグレッチと、深く年輪の刻まれたボーカルから 生み出される張り詰めた空気が、一瞬にして聴く者の集中力を研ぎ澄まさせる。 我々1人1人に戦いを挑むかのような姿勢からは、彼のこれまでの生き様が 浮かぶよう。意志を貫き、何年もの時を経たからこその重みを持った パフォーマンス。見事の一言でした。(やっくん)
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楽しい音楽祭
法政大学旧学生会館の大ホールといえば、灰野敬二さんの数々のライブだったり、 佐々木敦さん主催のUNKNOWNMIXも行われたり、数々のアンダーグラウンドな音楽が 試みられて来た、言わば聖地として世代を超えて語り継がれている場所であり、 時代の波の中で過去のものとなりつつあった場所でもあると思います。 その旧学生会館を取り壊し、同じ場所に建てられたのが外濠校舎。 そこでまたライブイベントを行っていきたいとのことで話を頂いたのが、 今回のイベントの発端でした。 当日は灰野敬二さんや佐々木敦さんなど旧法政学館大ホールに縁のある方、 或いはその他の演者さんも昔に大ホールに来たことがあるという方も多く、 またこうして法政でライブが行われるようになった、ということも含め、 世代が繋がっていくのだなあなどと、イベント中、ひしひしと感じていました。 法政外濠では今後も継続してライブ企画が行われていくとのことで、 今後ここから育つ世代がまた時間を越えて繋がっていけたら素敵だなあと 思います。 出演者、来場者の皆様、本当に有難う御座いました! 以下少しずつですが、当日の様子をレポートします。(いたる)
EVENT INFORMATION
- 日時
- 2007年9月22日(土)
- 会場
- 法政大学 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎 B1F多目的ホール1
- 時間
- open/start 15:50/16:10
- 料金
- 1000円
- 出演
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- 灰野敬二 /
- MAS /
- ホース /
- ICHI(のうしんとう、from 名古屋) /
- Ryusenkei-Body /
- あみのめ /
- TETRAGRAMMATON /
- DJ 佐々木敦
LIVE REPORT
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ICHI(のうしんとう、from名古屋)
1番手は遠路はるばる名古屋より、車に乗って駆けつけてくれたICHIさん。 いつも通り、歩くとキュッ、キュッと音の鳴る竹馬(足の部分に仕掛けあり)に 乗って舞台袖から登場。早い時間のスタートにも関わらず、客席では既に たくさんのお客さんがICHIさんを待っていました。 スティールパン、木琴、鉄琴、トランペット、テープレコーダーなどの道具に 囲まれながら、器用に同時にたくさんの楽器を演奏していくICHIさんのライブは 観ていて本当に楽しい! 夏の終わりの曲、餃子の王将にインスパイアされて 作った曲(笑)などと続いていき、最後に膨らませた風船にトランペットを吹かせ ながら演奏するハードコアナンバーで締め。途中、客席にいたお知り合いの方との 歌声の掛け合いもあったりと終始、和やかな雰囲気の演奏は「楽しい音楽祭」の オープニングにばっちりはまっていたように思います。(ホッパー)
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MAS
サックス、ギター、ベース、、、といった各楽器だけでなく、 大量のエフェクターが所狭しと並べられるのがMASのライブです。 音源よりはるかにアッパーに畳み掛けるグルーヴとサックスやヴァイオリンの 音色の艶やかさ。その双方が互いを煽るように高まっていく演奏は非常に バランスが良く、アンサンブルの妙が感じられます。この日は早い時間帯での 出演ということもあり、座って聴いているお客さんも多かったのですが、 踊るもよし、じっくり聴き込むもよし、という聴き方を選ばないスタイルの深みが 際立つライブでした。(ライダー)
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Ryusenkei-Body
激しく鳴らされるグリッチノイズの難解なリズムの上で刻まれるドラム、 ベース、時に重ねられるサックスの音色。音源で聴くとその構造に気を取られ がちですが、ライブで聴いてみると意外にもファンキーな印象も感じられるから 不思議なところ。前のMASが鮮やかで流麗な音だったこともあってか、 突如始まったドギツいノイズに呆気に取られたお客さんも多かったらしく、 1曲終わっても拍手が全く無かったりした場面も。それ程にストイックな音楽。 多くの観客が凝視する中、一部の好事家がノリノリでリズムを取ってるのも 印象的でした。(いたる)
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あみのめ
寺島さんはギターもドラムもヴォーカルもこなし、力強くドラムをたたく 姿に個人的にかなりあがりました。あと印象的だったのがお2人供 楽器を楽器として聞かせようとしてはいないように感じました。 上手くいえないのですが、演奏の道具としてではなく、演奏のギターやドラム の主張もかなり激しく聞こえ、全員歌っているような印象を受けました。 だから充分に力強く、とても新鮮でした。 そしてステージに上がった時のオーラはやはりアーティストだなと。(かつお)
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TETRAGRAMMATON
静と動を感じさせてくれる演奏だった。 と思えば、突然に混沌とした雰囲気が会場に流れる。 様々の要素が絡みあったライブは、見る人を圧倒させていた。 先の読めない展開は、見る人を楽しませた。 ステージの上の3人が奏でる音に終始釘付けだった。 もう、すべてが凄かった。(ヤムチャ)
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ホース
少し遅れて中に入ると、会場いっぱいにお客さんが座ってました。 演奏が始まっているのかどうかすぐには分からなかったくらい小さな音で アコースティックギター、トランペット、トロンボーン、ベース、バウロン が鳴ってました。1つの音も逃すまいという思いからか、ホースの5人が 鳴らす音以外、呼吸する音も聴こえないくらいの静けさと、ホースの5人が 鳴らすゆるーい音のギャップが変に気持ちよい気分にさせてくれました。 演奏を止めるタイミングが絶妙だったり、ベースの泉氏の言動がいちいち 面白かったりと、見事にツボを押されてしまいました。(ぞんび)
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灰野敬二
会場が暗転し、底知れぬ期待感に包まれる中、灰野敬二が登場。 刹那、会場は断末魔の叫び声のようなシャウトに包まれ、脅迫的な緊張感に 襲われる。ボーカル、ギター、テルミン、そして灰野自身から放出される ノイズは、あまりに不気味で、攻撃的。その場に居合わせてしまった者の 脳を弛緩させるかのごとく、爆発的に鳴り響く。彼が去った後の会場には、 何か喪失感にも似た感覚が漂っていた。トリを飾るとは正にこういうことか。 灰野自身、これまでも、この法政大学において数々の伝説的なライブを 行った経緯があるが、それと同様、観客に大きな衝撃を残したことは間違いない。 (かわぞえ)
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DJ 佐々木敦
当日はRyusenkei-Bodyのアクト以降の転換時にDJをお願いしました。 LINK前号にてインタビューをさせていただいたり、このイベントにもHEADZから音源をリリースしたばかりの ホースに出演いただいたりとお世話になる機会が多く、こういった形でイベントにも関わってもらえたのは 本当に嬉しかったです。当日のリストをご自身のブログから拝借すると、RENE LUSSIER、SAMLA MAMMAZ MANNA、 FABRIZIO DE ANDRE、LIKE A TIM、X-LEGGED SALLY、NOAH CRESHEVSKY、LUC FERRARI、DJ KLOCK、JOE MEEK、 GIUSEPPE IELASI、PIMMON、THE WATERSONS、ASTEROID DESERT SONGS、NE ZHDALI、VAN DYKE PARKS、KIM SINH、 THINKING PLAGUE、ASHLEY HATCHINGS、竹村ノブカズ、……などとのこと。 アヴァンギャルドが集った本イベントの、転換時の会場の雰囲気も見事に締めていただけました。(いたる)
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