3年ぶりの3rdアルバム『 I 』のリリースを直前に控えたBuffalo Daughterに話を伺いました。これまでの作品と比べてよりメッセージ性が強く押し出されたニューアルバムに関する話を中心に、ライヴや音楽業界、バンドのことなど内容の濃い話を聞くことが出来ました。とりわけ、「いいコトを言っててもカッコ悪かったらダメだなぁ」というムーグさんの言葉が印象に残っています。
   
txt:山崎幸在・阿部元貴 / photo:坂本アサト
 
 
Buffalo Daughter are...    
シュガー吉永(vo/g) 大野由美子(b/key/vo) ムーグ山本(turntable)
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ニューアルバム「I」を聴かせて頂きまして、今までは端的に言うとポストロック的手法だったサウンドがガラッと変わった気がして、正直凄くビックリしました。他誌のインタヴューなどでは「音楽的な部分よりも根元にある思想的な部分に興味がある」と仰っていたのですが、今作と今までとの違いみたいな所は?
ムーグ■
何だろ? 音楽を聴かなくなったんですよね、本当に新しいものを。古いものも別に聴いてないんですけど。それが自分だけかなと思ったらみんなそうだった。bdメンバー、友達も含めて。
なぜ聴かなくなったのですか?
ムーグ■
理由は特になくて、最初は別に面白いと思えなかったから。音楽どうこうという以前に、毎日生活しててそれよりも大変なコトが色々起きている訳じゃないですか、昨日も飛行機落っこちたけど。そういう中で生活していて、新しいものが出てきてもきっと自分の中には響いてこなかったんですよ。だから音楽の聴き方も、どういうサウンドでアプローチしているのかよりも、何が言いたくてこの人は音楽を作っているのかな、みたいな所で聴くようになったのが一番の変化かな。
  ※インタヴュー前日(11/13)、NYでアメリカン航空エアバス機が墜落した
大野■
そうですね… 前はいつでも音楽を聴いてたんだけど、なんか手に取りたいCDとかレコードがだんだんなくなってきて、取っても別になぁって感じで、聴きたくないっていうか何か今までと違う聴き方をしたかったんだと思う。それは、やってる人の考え方とか顔が見えるような音楽だったりとかで。だから、お店に行ってもやたらにこれよさそう、とかいう衝動買いみたいなのはしなくなって、そうするとだんだんレコード屋にも行かなくなって。そういうただ単に流れてる音楽にはあんまり興味がなくなっちゃったんだと思う。
そうすると、その聴き方の変化は自分達のアウトプットである今回のアルバムでの変化に直接現れてきたのでしょうか?
大野■
そうやって聴くようになってしまうと、自分で作る時ってやっぱり自分で聴きたいものを作らないと嫌じゃないですか? だから、こういう風になったんだと思う。
前作「New Rock」では、ドライブする時に聴けるかどうかが基準だと仰ってて、BPM云々は別にしてサイケデリックトランスっぽさがドライブのスピード感に合っているのかなと思ってたんですが、今回は歌ものが多くメロウな感じがしてドライブにはあまり合わないかなと思うんですが、どうですか?
シュガー■
ドライブ良かったよ、今日聴いてきて(笑)。全然いけてましたよ、かなり良かった。別にドライブに拘りはないけど、車によく乗るからその時に聴けたらいいし、もちろん家でも聴けたらいいし。前はよくツアーしてたから必然的に車によく乗ってたんで、その中で見えている風景に合う音楽がいいなって思って、「New Rock」ではそういう気持ちが凄く強かったかな。けど、今回もドライブいけてますよ(笑)
ボクは松下敦さんのグルーヴィーなドラムが好きなのですが、今作で敦さんが叩いている2曲はどちらもタイトかつコンパクトな感じのドラムに聴こえて印象が違いました。敦さんにはドラミングの注文などは何かあったのですか?
シュガー■
Mirror Ballは曲を作ってる時から一緒に演奏してたから、こういうドラムにしようよっていう話をしながら作ってたんだけど。Ivoryに関してはハチャメチャにならないように、クールにクールにとは言ったけど。
大野■
でも、彼はロックドラムが凄く巧いと思う。やっぱりみんなそれぞれ個性があるから。欣ちゃんに出来ないこともあるよね。で、それはアっちゃんが出来たりとか。色々、その人にしか出来ないないことって限りがあるから。だから曲にあわせてレコーディングはやってみたりとかして。(曲によってどちらかが)合ってるんじゃないかなぁって思ってやってるんだけどね。
1st/2ndアルバムでは最後にチルアウト的な曲が収録されていますが、今作ではJohn McEntireプロデュースの「Completely Identical Dream」が収録されておりメランコリックな感じのするエンディングになっています。最後にこの曲を持ってきた意図や前作までとの違いはありますか。
シュガー■
歌詞も多かったりするし、なんとなく今回は伝えようかなって思ってたことがあったから。割と気持ちの揺れ動きとか移り変わりとかいう感じで曲の流れも作ったんで、そういう意味で最後に天国に昇るようなあの曲がくるといいかなぁって。
今までのアルバムでは日本版のボーナストラックは別CDで付いていたのですが、今回のボーナス曲「STEREO TYPE C」はアルバム本編後に収録されています。今までと形式を変えた理由は何かあるのですか?
大野■
それ出来なくなっちゃったんだよね? それ車でかからなくてクレームが来たんだよ。
シュガー■
透明な奴はダメで。でもね、このミニCDを付けることは可能になったの。「New Rock」の時はミニCDを付けたかったんだけどそれはダメだって言われて外側を付けたんだけど、今度は外側はダメでミニならいいって言われたの。
ムーグ■
まぁ、同じことをやってもねぇ、っていうことだよね。
けど、レコード会社でインタヴューをさせて頂いていてこんなことを言うのも失礼なのですが、リスナーとしては日本盤のボーナストラックってレコード会社が輸入盤と日本盤の違いを出すために付けている訳で、アーティストが一つの作品としてまとめたアルバムに余計なものが加えられてるのかな、と思います。それに対して、これは非常に巧い作り方だと思ったんですが。
大野■
いい意見ですね。
シュガー■
その通りです(笑) そういう意味で付けたんです。
そうすると、今回はそれが出来なくなってしまい残念ですね。
シュガー■
やろうと思えば出来たけど、さっきも言ったみたいに同じことやってもあれだし。大体ウザイじゃん、2枚あると。
確かにこの曲のためだけにCD入れ替えるのはメンドクサイし、必然的に聴かれる回数は少なくなってきますね。
シュガー■
聴かないよね。

ある雑誌の「New Rock」のレヴューに「平熱のグルーヴ、それが全てでそれが最高」と書いてあって、凄く的を得ていると思いました。バッファローのライヴに凄く当てはまってるとボクは思ったんですが、どう思われますか。

シュガー■
やっぱり私達もライヴをやってる時は自分達がとにかく楽しみたいんですよ。お客さんも多分バンドが楽しんでるのを観るのも楽しいんだと思うし、それぞれが勝手に楽しみたいんだと思うんだよね。私もライヴ観に行くと自分勝手に楽しんでるから。だから、全体で一体感を持って皆で楽しみましょうとか皆でジャンプしましょうとかいう感じではないですね。観たいように観てくれればいいっていう感じですね。
そうすると、伝わってないなっていう感覚とかってありませんか?
シュガー■
私達アメリカとか一杯ツアーしてるから、伝わってないっていう感覚には結構慣れてて。伝わってるのかどうかっていう感じはね、自分達の中の感じがいい感じだと逆に凄く面白くて、なんか全然伝わってないみたいんだけど凄く楽しい、みたいな(笑)。もちろんお客さんからのフィードバックがあると嬉しいし楽しいし。それは時々ですね。
その伝わっているかどうかっていうことについて考えると、去年のフジでムーグさんがピンクのヘルメットを被ってビラを撒いていたのが思い出されます。ボクにとってはパフォーマンスとしてやっているようにしか見えなくて、意味合いがあることに気が付かなかったのですが。
  ※Fuji Rock Festival00の3日目に出演した際、ピンクのヘルメットを被って登場。1曲目の途中で山本ムーグが全共闘のメッセージを叫びながらステージを降りて客席に近寄り紙ビラを撒き散らした。後日、その時全共闘の勉強をしていた、と語っている。
シュガー■

それはムーグさんが面白キャラだから(笑)

ムーグ■
でも、正しい見方だと思うよ。そういうパフォーマンスとしてしか思わなかったっていうのは、全然オッケーです。
けどパフォーマンスとしてしかボクには届いていなかったというのは、ムーグさんがやりたいと思ったことや最初の意図が達成されなかったことにはならないのですか?

ムーグ■

けど、少なくとも観ちゃった訳でしょ?
いや、もう全然観ましたね(笑)
ムーグ■
だからその、人が観ちゃうようなことをしたっていうのは理由があるからした訳で。とにかく観ちゃわれたっていうことがオッケーだったんですよ。それで、何だったんだろうってきっと思ったんだよね? あの人は何なんだろう?って。それでインタヴューとか読んだりして、あぁそうだったのか、みたいな感じで。 時限爆弾みたいで面白いけどね、そういう伝わり方って。
ただ、「今はメッセージを発するためには直接ではなく何か伝わりやすい媒体を通さなければ伝わりにくい時代だ」と仰っているのですが、そうするとうまく伝わらなかったり、結局は伝わらないままに終わっちゃったりすることもあると思います。例えば、大学の講義にチェ・ゲバラの研究をしている太田昌国さん(現代企画社)という方が講演に来たんですけど、
ムーグ■
面白い話になってきたねぇ(笑)
その講演を聞いて、結局ボクら世代にとってゲバラというのはUNDER COVERとかレイジのTシャツのデザインといったファッションアイテムとして消費されてる時点で終わってしまったりしているのかな、と思いました。UNDER COVERやレイジは、ゲバラを通して思想や他の何かを伝えようとしているはずなのに、それが伝わらないままカッコいいTシャツだっていう時点で終わってしまっていて。結局ボクらリスナーは音楽から何を伝えてもらっているのかなって考えると、ダメだなぁって思ったりします。その辺に関してはどのように思われますか?
ムーグ■
ボクは、ゲバラがかっこいいっていうことには凄い興味があって。
それはルックス的にですか?
ムーグ■
そうそうそう。カッコいいからTシャツになったりするんですよね? それは多分正しいことを言ってるからTシャツになったんではなくて、カッコいいからTシャツになった訳じゃないですか? それは凄い本質的な話だと思う。いい悪いとかじゃなくて何か惹かれちゃった訳でしょ? 逆に、正しいって分かっててもカッコいいと思えないものって多いじゃないですか? 例えば、地下鉄の駅の中に席を譲れとか携帯禁止とかっていうポスターがたくさん貼ってあるけど、カッコよくないじゃないですか? それが伝わる伝わらないってことだと思うんだけども… 例えば、ゲバラのことをTシャツで初めて知ったっていうのはそれでいいのかもしれないし、それで知ったから講演があった時にその話を聞いてゲバラの思想に触れることが出来た訳で。でもそれってカッコいい人が実はこういうことを言ってたっていうことだから、最初にカッコ悪い人が出てきてゲバラは凄い人だっていうのを言ってて耳を貸さないよりかはいい話だなぁと思うんですけど。とにかく、いいコトを言っててもカッコ悪かったらダメだなぁっていうか、伝わんなかったら意味がないんだなぁっていうのは凄く思うところですね。
それはbdで作品を作る時も考えていらっしゃることですか?
ムーグ■
そのことだけ考えてる、どっちかって言うと。
bdは3人編成ですが、曲によって誰かのパーセンテージが大きいという感じですか? それともbdの音というものがバンと1つあってそれを3人で構成している感じですか? シュガーさんと大野さん:ムーグさんという2:1の構成で、ムーグさんは一歩引いて見てるような印象を受けるのですが、その点に関してシュガーさんはどう思われますか?
一同 (笑)
シュガー■
ムーグさんに振るのかと思いきや(笑)、私に。曲作るのが私と大野だからそういう意味で2:1になるのかもしれないけど。前ムーグさんが自分で言ってたんだけど、世界で一番最初にbdの新曲を聴くのは自分だって。私達が作ってきて新曲だよ、って聴かせる訳じゃない? それに対してまた意見が返ってきてってなるんだけど。そいう意味では曲を作ってる本人じゃないから客観的だと思うし。だから、そこで出る意見っていうのは私達にとって貴重な意見っていうかね。やっぱ反応ないものとかも一杯あるんだけど(笑)。何で反応ないのかなって考える訳じゃない? それで反応させたいから、そこまで頑張る、みたいな。
そうすると二人とムーグさんの間に信頼関係みたいなものがあったりするのですか?
シュガー■
信頼関係って言うか、bdってとにかく3人いて、3人のバランスとか力関係が均等になってないとbdにならなくて、誰かが突出してるとバランスが崩れちゃうんですよね。で、結局曲として完成しなかったりとか。アルバムも3年かかってるんだけど、それも3人の足並みが揃うのに3年かかっちゃった訳で。曲は死ぬほどあるんだけど、それをアルバム一枚に完成するに至らなかったっていうのは3人のバランスがうまく取れなかったからで。今年になって急にバランスが取れ始めて、それでアルバム一気に終わったんだけど。やっぱり誰かのパーセンテージが多いっていうことはないですね。全くない。33.333%っていうその均衡は保ってますね。
この夏、CRJスタッフが観に行ったライヴの出演アーティストを並べると凄い面々なんですが、その中でもbdは音楽性が被っているということはないし、他のアーティストとの食い合わせは凄く良いし、そういう意味ではシーンの中での立ち位置がワンアンドオンリーな存在なのかなと思うんですが意識しませんか?
シュガー■
海外に行った時にプレスのインタヴューを受けると、「東京の中での立ち位置は?」ってどうしても訊かれるんだけど、それが何とも答えられず、いつも「私達はニューロックですから」って答えたりするんですけど(笑)。まぁ、今回はどうなんだろね? あんまりシーンの中でのなんたらっていう考え方はしないから、分からないですけど。
他のバンドを見ていてどう思われますか? 対バンしたバンドとか。
大野■
最近新しいバンドって多くなってきたじゃないですか。うちはもう古い方になってきちゃったし。だから最近一緒にやるバンドって初めてっていう人達がほとんどだし。やってみないとどんなバンドか分かんないっていう感じで挑んでるんだけど。でもね、なんか凄い面白くなってきてるって思う。今年対バンした中では54−71。凄くいいなぁって思った。毎日練習してるんだって? ああいう、こう、真っ直ぐって言うか
シュガー■
バンドって感じがするよね。
大野■
うん。真剣にやってるっていう感じがね、ココロ撃たれるっていうか。
54−71が大野さんの琴線だったっていうのは凄く意外ですね。ムーグさんは、興味持たれたバンドはありましたか?
ムーグ■
俺も54−71が面白かったですね。なんかね、イベントに出ると割とステージの袖で観たりすることが多かったりこっちも忙しくて観れなかったりするから、割と楽屋の姿とか見るんだよね。54−71はね、楽屋の姿がね、何て言うのかな… 楽屋の姿もテンションが高いって言うか、エネルギーを漏らさないような感じで(笑)、武士っぽかったよ(笑)。「男」って感じ。楽屋のノリで分かるよね、音楽が。
どういう部分で分かるんですか?
ムーグ■
やたら落ち着きのない人達ってやっぱり本番とかでもハチャメチャになったりすることが多いし。あとは、なんかずっとメイクしててメンバーの間で会話がないバンドとか(笑)、そういうのもダメなんだろうなぁ、みたいな。
シュガー■
そんなバンドいた?
ムーグ■
昔いたねぇ。そこって見れない部分じゃないですか、ステージでは。だから、それの雰囲気でこのバンドちょっと観たいなって思ったりすることが多いね。
bdの楽屋はどんな感じですか?
シュガー■
うちは大人しいよね?
大野■
タバコは吸わないし、お酒もそんなには飲まないし、会話もそんなしないし。
シュガー■
会話はそれなりにしてはいるけど、うるさくはないね。大人しいね。
他のアーティストとの食い合わせが良いこととか、元々Cradle Label所属ということで渋谷系に近かったりすることを考えると、無理やりですがボクの中にはコーネリアスが浮かんできます。trattoriaみたいにレーベルを持ちたいとは思いませんか? GRAND ROYALも潰れてしまいましたが。
シュガー■
レーベルはね、でも運営大変だからね。
大野■
bdはbdを持ってるから。運営してるから、自分達で。
シュガー■
これ以上は出来ないわね。
大野■
そう(笑)
もっと音楽に専念したいということですか?
シュガー■
そんなに音楽に専念してる訳でもないんだよね(笑)。意外と細々とした雑務を日々こなしてるからね。家内制手工業だから、大変なんだよ(笑)
ムーグ■
trattoriaも小山田君がやってるんじゃなくて、レコード会社的な人と組んでやってる訳だし。でも今は割と、ミュージシャンがレーベルを持つとかそういう時代じゃないような気がする。
大野■
レーベル立ち上げちゃうとさ、ずっとキープしていかなきゃいけないでしょ? ミュージシャンをやりながらっていうのはやっぱり大変だと思う。
それはGRAND ROYALを見ての感想ですか?
大野■
それはそう思ったし。だって自分達のバンドをキープしてそれの雑務をするのも大変だから、これプラスレーベルなんて考えられない。
けど、もし仕事がメチャクチャ楽だったりしたら、音楽的な興味本位な所ではレーベル持ってみたいと思いませんか?
ムーグ■
(笑)
シュガー■
でも、絶対ビジネスの問題が入ってくるから。それを知ってるから、思わないね。
年明けにツアーが5箇所決まっていますがフロントアクトはもう決まっていますか?
シュガー■
大阪と名古屋がDJ YA△MA。東京はTOMPEI&BISHOP。DMBQの変名バンドで、今回の彼らのリミックス盤に音源入ってるよ。広島と福岡はGERONIMOBLOODっていう大阪のダブのバンド。
それは自分達でお選びになったのですか?
シュガー■
そうですね。
bdくらいのクラスになるとフロントアクトなどで新しいアーティストを紹介するという意図はあるのですか?
シュガー■
そういう感じじゃないよ。単純に好きなアーティストとやるっていう感じ。
そうすると一緒にやりたい人とやるっていう感じですね。Fools mater in the higher keyの時はcalmとchari chariっていうクラブ好きにはたまらない二人だったのですが、リキッドのフロアの真ん中に座っている人達が多くて凄くへこみました。
大野■
そういうの嫌だよね。
普段chari chariの廻すパーティーとか遊びに行くのですが、そういう風にクラブに行かない人達が座っていたのかもしれないと言うと偏見かもしれません。ライヴとは違う部分でへこんだのですが、ライヴをする側としてはそういうことについてどう思われますか?
大野■
前にMoochyと一緒に回った時も、うちの前にやってもらってる間に座ってる人達が多かった。せっかくやってもらってるのにそういうの見ちゃうと寂しい気持ちになっちゃう。だから今回は、座りがちになっちゃうかなっていう予測をしてバンドを入れたり、とか。けど山ちゃんは凄く好きなDJだから廻してもらうし。
言葉は悪いのですが、クラブ慣れしているかどうかということなのですか?
大野■
どうなんだろうね? なんか客入れの音楽みたいな感じで捉えてるのかなぁって。
シュガー■
でも逆にさ、誰かのライヴ観に行ってDJが入っててそれが意外に良かったっていうこともあるじゃない? そうすると嬉しかったり。
DJに限らず、目当てじゃないアーティストが良かったりするとそれは凄く嬉しいですね。
シュガー■
ライヴとか観に行くとライヴを観に行ってるつもりなんだけどDJが廻してて、ただの客入れの音楽じゃなくてそれが凄く良いDJだったりすると気分が盛り上がるじゃない? 逆にライヴより良かったりして(笑)。だから、そういう意味では山ちゃんとか凄く頼みたかったし。ただ、全部じゃなくてselected placeで(笑)
最後に一言、今後の意気込みなどをお聞かせ下さい。
シュガー■ 意気込みねぇ…
大野■ とりあえずツアーかな。