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FEEDは6月にメジャーからアルバムを出しますが、それまではインディーズという形でした。けれど、インディーズにしては下積みなどを感じさせず、最初からフィールドが日本じゃなくて世界に羽ばたいている感じがします。展望のスケールが大きいのですが、それは、様々な出会いがあって今があるという感じでしょうか? |
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出会いだよね。 |
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真介■
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ラッキーだったね。 |
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まや■
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うん、ラッキーだったのもあるし、私たちの音楽がこういう方向に
連れてきてくれた。 |
| 最初にFEEDの曲を聴いて思ったのが、音は重みと厚みがあるのですが、そこにのる、まやさんの歌声が自由に瓦礫に舞う蝶みたいなんですよね。
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一同■
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(大爆笑) |
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真介■
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ちょっとキズついたぐらい。 |
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ごめんなさい、音が瓦礫だって言ってるんじゃないんですよ。
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一同■
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(更に爆笑) |
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臺■
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いや、瓦礫も美しかったりするしね。 |
| どの曲を聴いても、のびのびとして一貫性があるんですが、曲の作り方とか歌い方は意識していますか? |
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臺■
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いや、意識よりももっと無意識だったり、曲そのものがどうなんだろうって。
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まや■
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そうするとかえって統一性が出るのかなあっていう気がする。意識して
こうしようとするとちゃんとそうなるのかもしれないけど、どうしようとあまり 意識しなくても、自然と同じ人たちから出てきているから統一性があるのね。
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真介■
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人柄っていうか、もっと根本から出てくるものかな。
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まや■
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そこからでてくる統一感があるんだろうね。
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レニーさんに伺いたいんですが、いつ頃バンドと出会ったんですか?
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レニ■
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一年半前に、NYで出会ったよ。 |
| 最初に聞いた時の印象はどうでしたか?
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レニ■
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とてもインテリジェントな印象だった。自分の音楽を大切にする、自分達の音楽に対してヴィジョンを持っていると思った。
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| 最初FEEDの音を聴いた時に、閃きみたいなものはありましたか?
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レニ■
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一人一人の人柄がとても好きだ。ものすごく刺激的で興味深かった。
私がそれを手助けできるんじゃないかと思った。 |
| 以前UAの曲をプロデュースしたと伺いましたが、日本のバンドをプロデュースすることに違和感はありませんでしたか?
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レニ■
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自然であると同時に、エキゾチックな感じがした。私は文化が出会う場所が凄く好きだ。文化が出会うことにより、面白い音楽が生まれると思う。
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日本のバンドで知っているものはあったのですか?
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レニ■
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少しだけ。オガミゴウというギタリストを1980年にプロデュースしたことがある。それから、シーナ&ロケッツとは仲がいい。世界中の音楽が好きだ。琴の音とか三味線の音とか好き。凄く日本の文化が好きだ |
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日本には結構いらしてたんですか?
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レニ■
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3回目。アメリカと日本のコミュニケーションは結構対等だと思う。
探せばアメリカでマンガとかもあるし。「ショムニ」が大好き。 |
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一同■
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(爆笑) |
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レニ■
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ニューヨークでショムニをやっていた。それが好き。
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レコーディングにはつきっきりでいたんですか?
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レニ■
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そうだね。ずっと一緒。一番早く来て最後までいたり。
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レニーさんが関わる事で元々あったFEEDの音楽がどのように変化していきましたか?
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臺■
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なんかすっきりした感じ? でも、それはなんかこう簡単になったわけでは
なくて、いらない要素をどんどん捨てていって、中にあるいいものをむき出しに するような感じ。 |
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ウェブでレニーさんについて喋っているビデオがあるじゃないですか。
その中で臺さんが「Don't Play The Patern. Let a Music Alive」と言っていて、 ああいうのは直接的に響いてきたんですか?
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臺■
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あの、実際にレコーディングがある時は僕が自分でさ、これは自分で決めたりやったまあ90点くらいかな、と思ってやったプレイっていうのに対してレニーさんは「それにはなにも感じない」自分ががむしゃらになっていて完全に音楽に没頭してそして多少こう荒っぽかったりしてもそれに対して、「それだよ!」って。
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なるほど |
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臺■
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譜面でこうしろとかいうことをあまり言わない。
で、僕がこう、どんどん(レニーさんに)言われた事をメモっていると 「こんな事しなくていいからやれ!!」って。実際に、“あぁー”って。体で。
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結構その感覚は新鮮だったりとかしたんですか?
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臺■
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うーん、だから僕は結構長くバンド活動やったりしているから、どうすればどうなるとかレコーディングはこうするもんだとか、ある程度固定観念があったんだけど、もうニューヨークではスタジオに放り込まれて「行ってこい!!」って。そういう自由で、頑張らなきゃいけないって状況だった。それが凄く充実してた。
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レコーディングの時は凄い充実していた、と。
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臺■
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うん。 |
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でもなんか感想じゃないですけど、レニーさんは今までの活動の中で様々な音楽、ジャンルに囚われず聴いてきたと思うんですが、そんな中で日本から送られてきたデモテープを聴いてそれでプロデュースをしようと思うに至るって事は、やっぱりよっぽどなんだろうなって。聞いた時の衝撃とか、トキメキとか。私はいい音楽を聴くと鳥肌が立つんですけど、そういう感覚とかよっぽど感じなければここまでの状況にはならなかったと。私はそれが凄い出会いだなって思うんです。
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レニ■
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バンドのプロデューサーになるという事はバンドの一員になるようなものだから小さい部屋で凄い長い時間一緒に過ごす。その音楽とその人々が好きじゃないとちょっと…(笑)
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一同■
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(笑) |
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レニ■
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一番大切な事は、自分が何か加える事が出来るという事。ただ好きなだけじゃなく、何をもっとしてあげたいかを分からないといけない。そういう場合だったらそのアルバムが出来た時点で買えばいいわけで。私の仕事はバランスをよく保つこと。凄くポップなバンドとかだったら何か不思議な事が起こるようなものにする事が仕事だったり、凄いアバンギャルドな曲だったり、元々変な感じの曲だったらちょっとポップな要素を取り入れる、とか。だからバランスをつける。そう、バンドの鏡だね。髪の毛がちゃんといいセットになるように…とか
見えるように(笑) |
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一同■
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(笑) |
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レニ■
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バンドの友達でもある。凄く難しい過程を一緒に乗り越えるという意味において、友達でもなければならない。
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レニーさんは凄く、人が好きだという事が伝わってくるんですけど。
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レニ■
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この人達は好きです(笑) |
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一同■
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(笑) |
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PIXIESのトリビュート版に参加してる曲についてなんですが、今までの曲調と
比べて違う感じがするんですけど。あれは意識にやったんですか?
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まや■
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いや、あれはたまたまだよね。なんかこう聴いてて凄くこういう風に
したらいいんじゃないかなって。NYでレコーディングした8曲のみが、 レニーさんにプロデュースしてもらった分。 |
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8曲だけなのに次のアルバムのタイトルは「9
Songs」なんですか?
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まや■
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もう1曲ある。 |
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臺■
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NYのスタジオで空いてる時間に1人でずっと弾いてたギターがあって、それを東京に帰ってきてからレコーディングしたもの。レニーさんも
「なんかもう1曲アコースティックな曲があればいいアルバムになるぜ」みたいな話はしてて。それを僕らが帰ってから、宿題ってことにして急遽完成。
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「9 Songs」っていうタイトルは誰が付けたんですか?
前のミニアルバムのタイトルが「Make Every Stardust Shimmer !」だったのに比べるとすごく 簡潔なタイトルなんですけど。
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まや■
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なんかね、ずっと決まんなくて。やっぱ1個のテーマみたいなものじゃん、アルバムのタイトルって。けど、アルバムにしようと思って作った曲とかいうわけでもなかったし。それを集めて1個のテーマでドカーン、みたいのにするよりは、それが何であるかを一番端的に表してると思う。
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真介■
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コンセプトアルバムじゃないしね。 |
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まや■
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じゃないね。 |
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シンプルな中に説得力じゃないけど、ある意味分かりやすいって言うか、1つ1
つの曲があるんだなっていうことが簡潔に伝わってくるタイトルだと思ったんですけど。 |
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臺■
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普通の写真のアルバム、みたいな感じでもあるって言うか。で、ポストカード1枚が1曲、みたいな。
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まや■
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そう、そいういう予定になってるの。1曲毎にカードが1枚あって、9枚
の カードを作って、いろんな人に絵とか写真とかやってもらって、裏に 歌詞を書いて。曲それぞれが独立した感じっていうイメージなんだと思う。
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FEEDは、メンバーそれぞれに異なる個性があるのに、出来てきた曲には1つの個性があると思うんですけど、ジャムって作る時とかに衝突とかはなかったんですか?
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真介■
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意見が違うのは普通にあるからね。 |
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臺■
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最初のうちに出来てた曲は宅録って言うか、だんだん加えながら作ってたもので、しかもまよちゃんがいない間に音が加わってたり、とかいう感じだったんだけど、僕が入ってからはそうやってジャムってやってた。凄く印象的だったのは、あんまり喋ってやる感じじゃなくて、沈黙とかがけっこう多かったりしたこと。「ちょっとなんか違うよね」ってなった時とかにけっこう沈黙とかが多くて。それが何かうまい具合に回り出してそれをそのまま続けてると、ある瞬間になんかピタっと「それだ!」っていうのが、まだ完成じゃないけど見えてきたりして。
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空気感が違ってくるとかそいういう感じですか?
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真介■
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そう、自分達の中で「これはいいね、自然に出来るね」っていうやり方を
見つけるのは結構大変で、それを探してるような感じ。 |
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池田■
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(途中から来てずっと弁当を食べながら)もぐもぐ。
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一同■
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(爆笑) |
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次のシングルがネット配信だけなのは何か意図があるんですか?
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まや■
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単に時間が足りないだけ(笑) これからシングルをどうのこうのする時間があまりなくて、6月にアルバムが出るっていうのはもう決まってるから。私達が今度所属するポリスターの人達がその辺に凄く興味があって是非やりたいみたいな感じだったから、それだったらいいんじゃんって。
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僕は去年スマパンを観に行ってFEEDのオープニングアクトも観てたんですけど、あの時緊張してなかったっておっしゃってたんですけど、昔からそういう大舞台に慣れてたとか、あんまり緊張しないとかっていうのはあるんですか?
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一同■
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(笑) |
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まや■
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いやいやいや、別にそういう訳じゃない。緊張する時は死ぬほど緊張する。けど、それはね、舞台がどの程度大きいのかっていうこととはあまり関係ないらしいっていうことはだんだん分かってきた。何なんだろうね? 雰囲気とかが、いるべきじゃないっていうか、ここに居場所がないような感じがする時が一番緊張するよね。求められてないっていうか。それはどんなに小さいライブハウスでもそういう感じがするし。でも、スマパンの時は自分達がそこに合ってるような感じがして凄く安心して出来たっていうかね。
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FEEDを今やってて、音を作って提示しているわけなんですが、伝えたいこととか想いとかはあったりするんですか?
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まや■
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「やりたいことをやろうよ。私達はやってるよ」、みたいな。
伝えたいことが曲に込められてるとかそういうわけではあんまりない。 |
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あまり意気込んでやるっていう感じではなく、自分達から出てくるものを自然に出していく方向なんですかね?
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まや■
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うん、私達はここにいてこういうことを言っていますっていう感じ。
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今後メジャーでやっていくと、それだけ多くの人に聴いて貰える訳なんですけど。
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まや■
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録音したものが出せて、人にaccessibleになることがホントに嬉しい。
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普通にメジャーと契約するんじゃなくて、ジョイントベンチャーレーベルっていう形態でデビューするんですけど、こういう風ないろんな形態を取ることが音楽業界的にも活性化に繋がると思いますか?
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まや■
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私達の場合やりたいことを続けようとすると、こういう形以外にやり方がないみたいで。やっぱり普通にメジャーと契約っていう形だと発言権もあまりないし、何か言われたらそれをやらなきゃいけなかったりするし。音楽の内容までね、「こっちの方が売れるからこういう風に」みたいに、どうのこうの言われたり。普通の形だとそいういう風になりがちな訳で、それだったら私とかにとっては音楽をやってる意味があんまりないから。分かりやすい音楽を作って、売れてっていうのが目的だったらきっとそれでうまくいくんだけど、たまたま私達はそれが目的じゃないから、こういう風に普通とは違う形態にしていかないとうまくいかない。
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池田■
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このジョイントベンチャーっていう形は今までレコード会社が絶対に離さ
な かった権利を開いた形だってオレは解釈してるんだよね。下世話な話だけどさ、 例えばソニーとかだとアーティストの印税って1%なのね。
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臺■
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これは記事にしていいの? 意識的に言ってるの?
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池田■
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いや、いいと思う。こういうのはみんな知るべきだから。通常はアーティストの権利っていうのは凄く低いわけ。それは大会社になればなるほどそうで、社員を2000人も抱えてたらね、その社員を食わせなきゃいけないんだから、レコード売ってナンボの商売でしょ? 必然的にそうなるわけ。でもみんなそれを知らなくて、これが当たり前だと思ってたのよ。例えば海外とかだと10%以上の形もあるのに。今回の場合はアーティストハウスっていう出版社に面白い人がいるんだけど、「何でそんなに日本のミュージシャンは本より印税がもの凄く低くて虐げられているのか、と。そんなおかしい話あるわけないやろ」って言って、まだ具体的には分からないんだけど、日本ではホント画期的な少なくとも5%以上っていう印税を開いてくれたわけよ。それは今まで日本のメジャーが絶対にやらなかったことなのね。それをやると仕事を続けられなくなるから。この間、細川さんっていう社長が話してくれてたけど、ポリスターがそれを許してくれたのは、これまでの自分の失敗経験に基づいて、こういう形を選んだんだってうことを言っててさ。要するに今まで当たり前だと思ってたことが当たり前じゃないんじゃないのって気が付いたのよ。でも、ソニーとか東芝EMIとか大企業で他のミュージシャンが「俺達にもそれぐらいくださいよ」って言ったら、大パニックになると思うし。まぁ自分の権利がどれぐらいだとかに対して無意識にやってたミュージシャンも悪いんだけど。
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まや■
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まぁね、でもそれでうまく回る形もあると思うのね。権利は低いけど、給料を貰って、言われたことをやって。守られてるし、自分でリスクは背負わないし。それも全然うまくいく形ではあるんだけど、私のやりたいことをホントにやろうとすると、やっぱりその形だとちょっと無理だから。
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FEEDにとっては自然ではない、と。
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まや■
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私達にとっては… 既存のあり方は、そうだね。
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臺■
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そういう既存の中で苦労しながらいいことやってるアーティストは実際いると思うし、僕はそういう人をけっこう尊敬してはいるんだけど、でもそれをもういきなり最初から越えられたらもっと素晴らしいことが出来るかもしれない。
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まや■
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まぁ、権利が増える分、リスクもあるから。楽っていうわけではないんだけど、権利が低いっていうことは守られるっていうことだし。
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こういう業界で新しいことを始めるっていうのはすごく勇気の要ることだし、保守的な体質が主流じゃないですか。
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まや■
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そいういうことをやろうとする人達に出会えたのは凄く幸運。
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真介■
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会わなかったら気付かなかっただろうし |
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池田■
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これは1つのテストケースって言うか、既存のあり方に対する選択肢として新たに1つ出来ればいいと思うんだよね。どうしてもミリオン出さなきゃ続けていけないようなやり方をしなくても済むようになるかもしれないね。
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パールジャムが揉めてることとか雑誌とかで読んで知ってはいるけど、日本にいるとリアリティーがないじゃないですか。けど今の話を聞くと、やっぱりミュージシャンって虐げられてるんだなっていう気がしたんですけど。
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まや■
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それでいい人達もいるんだろうし、虐げられてるとは感じない人もいるんだろうし、いろいろセットアップしてもらってお金もいっぱい使ってもらって広告してもらってお客さんがいっぱいいる状況になったりして幸せに過ごせる場合も全然あるんだろうし。
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FEEDの場合は違った、と。
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まや■
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私達がやりたいことをやろうとすると、それでは凄く難しい。
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FEEDのような選択肢をホントは選びたかったけど選べなかった人達も
たくさんいるような気はするんですけど。 |
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まや■
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大体けっこう知らされなかったりするらしいからね。
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臺■
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インディーズとメジャーの中間辺りのそれ程大掛かりじゃない所で頑張ってる動きはけっこうあるってポツポツ聞くんですね。ただ、その中でどうしても一番
上が壁になっているような状況は残っていると思うから。それがない状況ってホントにいいと思う。その分大変かもしれないけど。
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インタヴューをして、やりたいことがやれなきゃっていう意思が凄く伝わってきました。自分達が納得できないものはやらないっていう姿勢を今のインタヴューから感じました。
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福龍■
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ちょうど、まとまった… |