Weekly

2007年12月2日付週間チャート

順位 / 前回順位 / 曲名 / アーティスト名 / 国籍 / レーベル

1 -- toccatina mouse on the keys JP MachuPicchu INDUSTRIAS.

2006年に川崎昭(ex.nine days wonder)を中心に結成されたmouse on the keysが 初登場で1位でチャートイン。ポストミニマル・ミュージックの影響を受けた、 緊張感と狂気をはらんだ美しいメロディ。本作ではサックスで 根本潤(Z、hununhum)も参加しています。ドラムとピアノを1人で同時演奏、 VJなどの圧倒的なライブ・パフォーマンス、2008年1月にはtoeが参加する リリースツアーが決定しており、まだ彼らのライブを体験をしたことがない方は この機会をお見逃しなく!! (ゴッホ) [official site]

2 -- 潮騒 PADOK JP Multiness Records

過去にツチヤニボンド、Ryo Hamamotoの自主制作盤CDの録音、ミックスを 手がけたこともある渡辺牧人の歌もの宅録ソロユニットPADOKの1stミニアルバム からの1曲。強かに裏打ちされたグルーヴに絡んでゆく綿密に練られた繊細な メロディは、聴いたことないようであり、またどこか懐かしさを覚える。 そこに日常的なつぶやきのような歌声がぽつぽつと乗っかっていく様子は いつの間にか聴き手をメランコリックかつ幻想的な世界へ誘う。空間を自在に 操るサウンドワークの中にむせ返るような芳醇な香りと温度を詰め込んだ まさに傑作。(TRY) [My Space]

3 1 父からのアドバイス ジョンのサン JP 自主制作

名古屋発、新しくも懐かしい刺客ジョンのサンの2nd CD-R『体育館』より。 たどたどしく軽やかな演奏と、時折はぐらかすように差し込まれる隙間。 それはあどけない子供のようで、本当はその価値をよく知っている大人の音楽。 ガットギター、シンセ、可愛らしくもひねくれた歌声等がイレギュラーな調子で 紡いでいく音に、いつの間にか歩幅を合わせ、そしてたびたびずっこけてしまう でしょう。HPにて本人たちによる全曲解説も随時更新中です。(タマちゃん) [official site]

4 2 Ed is a Portal Akron/Family US Young God

NYの4人組、Akron/Family。おおまかにはフリーフォークと称される彼らだが、 サイケ、ジャズ、エレクトロニカ、オルタナ、民族的、セッション的、など、 主張さえすれば何でも納得出来てしまうほどに多様な要素を含み、その音楽は カテゴリーの無意味さを浮き彫りにする。メンバーそれぞれが何種類もの楽器を 演奏するというある種実験的なバンドでありながら、その楽曲は不思議と非常に ポップであり聴きやすい。新しい事をしてやろうという気持ちよりも、 音を出し合い、重ねる事を心底楽しんでいるように感じられるからか。(サン) [official site]

5 4 happy bronbaba JP Youth

本曲が収録されている1stミニアルバム『loop&loop』のリリースツアーを終え、 12月19日には1stフルアルバム『kinder book』の発売を控えたブロンババ。 オルタナ好きのリスナーは勿論、メディア各所からも一層の注目を浴びている。 それぞれの音が冷たい刃物のように、鋭利かつ美しく切り込んでくる楽曲は 暴力的・退廃的でありながら、聴くものを不思議な高揚感で包み込む。 平均20歳という若さ故になせる技なのか、あらゆる可能性を秘めているだけに、 まさに今この一瞬を見逃さないでほしい。(タマちゃん) [official site]

6 4 Pas Touche! Yoga'n'ants JP tone twilight records

フランス人の女性ボーカル+日本人男性2人という異色ユニットYoga'n'antsの 1stアルバムから、5年の歳月を経て完成した渾身の1作「Pas Touche!」が とうとう3週目のチャートイン! 流石5年掛けた、とでも言いましょうか。 憎いくらいお洒落です。ウィスパーボイスに軽いリズムが凄くよく合っています。 展開も文句なし! の完成度の本当に高いものになっています。つまり、 物凄くオススメなのです。必聴なのです。(Fukushiki) [official site]

7 8 PARACHUTE Shugo Tokumaru JP P-VINE

もはや説明不要でしょうか、まだまだ行けるか6週連続チャートイン。 どこまでも果てしなく、ポップ、ポップ、ポップ! 眩しい! 彼の生み出す音は、 まさに宝箱の様。キラキラと輝く美しい箱そのものを愛でるだけでも充分に良し、 だがひとたびそれを開ければトクマルシューゴと言う鬼才の手による 様々な仕掛けに誰もが驚き、感心し、心を踊らせることだろう。彼の音楽はまさに 大人のおもちゃ箱。いや、怪しい意味ではなくこれが最大限の賛辞。聴く度に 多彩で味わい深く、飽くことのない1人遊びが続く。(サン) [official site]

8 3 hustle no.4 d.v.d JP HEADZ

Itoken、Jimanicaによるツインドラムと山口崇司による映像を同期させる、drum、 visual、drumトリオ、その名もd.v.d! ツインドラムの人力がデータ化され デジタルな映像へと転化されるライブパフォーマンスは、「ドラム」+「チープで ポップな電子音」という音響と相まって、2007年の今らしいデザインの地平へと 果敢に踏み込んでいると言えるでしょう。音源のみでも過去のライブ模様が ありありと浮かぶ、その表現の強度! とは言え、なんと今作、DVDも付属という 豪華版。是非そちらも鑑賞しましょう。(いたる) [official site]

9 7 バイババビンバ Tenniscoats JP HEADZ

今週もまだまだいきます、テニスコーツ。初めて「バイババビンバ」という曲名を 知った時には意味が分からなかった。でも聴いて納得、意味なんかどうでも いいくらいに綺麗な音楽なんだと知った。とりあえず、さやさんのボーカルが 天才的。洗練されたアコースティックギターの音、暖かい吐息のようなその音、 どこかに連れて行く呪文のようなその音。いくつもの美しくて尊い音が重なって 幸せな1曲に仕上がっている。(ひろ☆) [official site]

10 -- WORKING COW OF HEARTS VALVA JP 自主制作

神戸発、パワーサイケデリックバンド・バルバの3rdアルバムよりごきげんな オープニングチューン。女性かと聴き間違える程にハイトーンかつ、ねちっこく 歌うVo.の歌声が、底抜けに明るい楽曲に潜む倦怠感を加速する。ナチュラルな 佇まいの中、吼えるギターにうねるベース。地に足のついた豪快さと、 行間に潜むヘビーなサイケ感は最近のバンドにはなかなか無い、本格派の匂い。 ライブがまた楽しいんですよ! (いたる) [official site]