Weekly

2007年3月25日付週間チャート

順位 / 前回順位 / 曲名 / アーティスト名 / 国籍 / レーベル

1 -- Pointed Red Salle Gaveau JP MABOROSHI NO SEKAI

鬼怒無月がAstor Piazzollaの音楽へのオマージュとして、その意思を現代に 蘇らせたサル・ガヴォ。タンゴの持つリズム、メロディをピアソラがNYの ジャズ要素と合わせたように、鬼怒無月のロック、即興的な部分を節々に この『Alloy』というアルバムでは住まわせている。その中でもそれがわかり 易いのがこの曲。踊りの伴奏音楽としても納得できる内容かも。(ハル) [label site]

2 -- なんとなく sleepy.ab JP WESS RECORDS/Chameleon Label

待望の4枚目『fantasia』より。全体的に激しい部分が影を潜めたことに よって幻想的な雰囲気は深みを増していて、透明感のあるボーカルと変幻 自在のギターがつむぐ世界観は神聖、荘厳といった言葉に劣らないほどの 世界観を作り上げています。パイプオルガンの音色を放つギターが教会音楽 を思わせる4曲目、かつてない疾走感が新鮮な6曲目、カリンバに導かれる フォークトロニカ的な8曲目など、意欲的なアプローチも随所にみられる傑作。 未聴の方にはこのアルバムからお奨めします。(やぎ) [official site]

3 1 Candylion Gruff Rhys UK Rough Trade

Super Furry Animalsのフロントマン、Gruff Rhysの2作目。 のっぺりとしたリズムと調所に散りばめられた鉄琴、ストリングスの入れ方が 計算し尽くされていて、心が温まる名曲です。Gruffのやさしいヴォーカルが 実に引き立っています。Animalsとは一味違ったほんわかな世界観を是非とも 聴いて欲しい。これからの季節、ヘビーローテーション間違い無し。(巻xxx末) [official site]

4 -- ...So We Can Sleep Lymbyc Systym US & Records

アリゾナ出身の兄弟2人組の1stフル『Love Your Abuser』より、アルバムの 最後を締めくくるに相応しい1曲。ダイナミックなドラムがリードするトラック に時折覗かせる美しい旋律を紡ぐアコギ、鉄琴や哀愁漂うトランペットなどの 生楽器が沁みます。来日の可能性もあるらしいのでぜひ予習を。The Album Leafのジミー・ラヴェルも絶賛のライブは見ておきたいところです。(やぎ) [official site]

5 -- Water Color Waltz Elegy JP NMLN RECORDS

大滝詠一の曲をカヴァーしたコンピレーション・シリーズ『Niagara』の秋冬盤 より詩人コヤナギシンジを中心としたバンドWaltz Elegyがチャートイン。 夜独りでゆっくりと聴きたい珠玉のアコースティック・サウンドがここにある。 スピーカーから溢れ出し自然と沁み入ってくる渋い歌声が心地よい。(ライダー) [official site]

6 9 Wham & Whammy moskitoo JP 12K

12KよりリリースされたMoskitooことヤマサキサナエさんの1stアルバム 『Drape』からの1曲。いわゆる電子音楽系の作品ではあるのだけど、 この手の作品にしては、有機的な印象を受けました。特に声の使い方に 温かみを感じます。ヘッドホンつけて楽しむのもいいけれど、部屋にいる 時にかけっぱなしにしておくスタイルもオススメです。きっと違和感なく 生活になじむはず。(ホッパー) [official site]

7 2 GOLDEN KING □□□ JP commmons

坂本龍一などが立ち上げた注目レーベルからのメジャーファーストシングルが チャートインです。それも5週目強いです。とにかくキラキラしたシンセ サウンドが特徴的なPOPソングです。ループの展開と歌の絡み具合が絶妙で、 同じような展開がないんじゃないでしょうか。濃密です。5月23日に発売する シングルも要注目で。(こさか) [official site]

8 3 sing CAUCUS JP PEREGRINE RECORDS

奇才、クレイマーをプロデューサーに向かえたデビュー作『空と時間軸e.p.』 より。日本人とは思えぬほどの英語の完成度にど肝を抜かされました。 さわやかな風をもたらしてくれるポップさはこれからの時期にぴったりでは? 次のライブは4月1日の三軒茶屋 HEAVEN'S DOORにて。(ぞんび) [official site]

9 5 Apple senn JP 自主制作

東京、神奈川を中心に活動中の5人編成バンドsennのシングルCD 『VERY VERY SHORT CUT』より。インスト要素の強いポストロックながら明るい 調子のギターやメロディーが特徴的で、また心地良い。変拍子を多用しながらも ポップ感を損なわずに奏でられるバンドはそういないだろう。(ひきま) [official site]

10 10 white pattern euphoria JP 123records

1年以上かけて制作されたという2ndアルバム『white pattern』の最後を飾る 1曲。シンプルに、丁寧に鳴らされるギターのフレーズから、溢れ出るように 放出される音の洪水。彼らの音に対する姿勢が美しいからこそ、形作られる すべての音が美しく、曲となった時にまた、更なる美しさを帯びるのだろう。 9分近くもあるけれど、不純物を一切感じさせない、真摯に響く音に最後まで 向き合ってほしい。(24) [official site]