Weekly

2007年10月14日付週間チャート

順位 / 前回順位 / 曲名 / アーティスト名 / 国籍 / レーベル

1 -- Your Own Gain KULARA JP

MID90'sのカオティックハードコアシーンを駆け抜けた伝説! 現在メンバーが hununhumなどでも活躍するクララのコンプリート盤『1997-2001 hue.....』が 届きました!! 張り詰めた空間を一撃で捻じ曲げるギターの鳴りとシャウト、 容赦なく打ち鳴らされるドラム、うねるベースが入り混じり生み出される音塊は、 後期クララでしか鳴らしえないであろうまさに「唯一無二」のアヴァンギャルド。 もはや退廃的な美学すら感じさせられます。先日、下北沢ERAで行われた1夜限りの 復活ライブ、チケットが取れなかったことが本当に悔やまれる……。(いたる)

2 -- ロボット ツチヤニボンド JP VROOM SOUND RECORDS

土屋貴雅を中心に結成された日本人3人組、ツチヤニボンドの1stアルバムより。 バンド名も、楳図かずおのジャケットも、内容も、どこか不思議。 懐かしくも非常に現代っぽい印象。ルーツ的な音楽を基本としつつも、 様々なジャンルを縦横無尽に駆け巡るアレンジセンス、確信犯的。 音の質感までもこだわりを感じます。才能! 古きよき日本語ロックの新解釈。 トクマルシューゴにも通じる匂いがします。(やぎ) [label site]

3 -- Our Wild Flight VIA TANIA US easel

prefuse73や、tortoiseの面々が賛辞を送り、"ダウン・ビートの歌姫" と称されるVIA TANIAの2ndよりチャートイン。まどろむメロディーと、 朴とつとした表情を覗かせる電子音が、独特のウィスパーボーカルに 覆われ、先の見えない森の中にいるかのような不思議な感覚に 陥ってしまう、ドリーミーな音世界を形成。 ライブが見たい!! (かわぞえ) [label site]

4 5 麦秋 ヒネモス JP compare notes

11人の音楽隊、ヒネモスの1stアルバム『モリノダンス』からの1曲が 5週連続(しかも上位キープ!)でチャートイン。これからの夜長の ちょっとセンチメンタルな気分をリコーダーやアコーディオンなどの 素朴でやさしい音が、そっと包んでくれます。また、幼稚園の頃にみんなが 教室で歌っていたかのような懐かしさを感じる大合唱。いつの間にか一緒に 口ずさんでいるあなたがいるかも? (ぞんび) [official site]

5 2 ブ バップ 赤犬 JP P-VINE RECORDS

スカ、ファンク等々多様なジャンルを飲み込み、それをアホ全開の パフォーマンスで吐き出し、気付けばフジロックのホワイトステージにまで 登りつめてしまった変態13人組、赤犬のフル作より。 冒頭の「勢いあればなんでもいい」という歌いだしの通り、超ポジティブ、 高テンションな展開で駆け抜けるスカ・ナンバー。小難しいことは考えず、 気の向くままに、体を揺らせばいいのです。(かわぞえ) [official site]

6 1 かくれんぼ FRATENN JP macaroni records

各所にて衝撃的なパフォーマンスを繰り広げるドラびでおの長男、 一樂誉志幸(Dr、他)と、その同級生、小島誠也(Gt、他)によるDUO、 フラテンの1stより。無邪気で奇天烈なボーカルや変拍子を取り入れた スタイルというと取っ付き難い感も否めませんが、なぜかノスタルジーな 感覚まで覚えてしまうのは、ひとえに山口県出身だからということなのか。 吉田達也がマスタリングというトピックが、ズバリ音を表しております。 (かわぞえ) [label site]

7 3 Tomorrow LITE JP DAIZAWA RECORDS

今夏はフジロックのルーキーステージに出演、続き海外ツアー、と勢いを見せる 4ピースインストロックバンドLITEが、イギー&ザ・ストゥージズのベーシスト、 マイク・ワット率いる新バンドfunanoriとのスプリットで放つEP『a tiny tower』 より。鋭いアルペジオが折重なりあいながら攻め立ててくる様は、まさに ジャケット通りの赤と黒の衝撃! 数あるインストロック勢の中でも格の違いを 見せ付けるような、LITEらしいストイック、かつカオティックなナンバー。 (いたる) [official site]

8 9 newtown kowloon JP RHYTHM TRACKS

元、バンド界のメンバーを主に含むドラム、ベース、キーボードの 3ピースインストバンド、kowloon(クーロン)の1stフルアルバム『infection』 より。ポストロック、エレクトロニカ、ニューウェーブ等を融合させた オリジナリティあふれるサウンドが話題を呼ぶ。頭の中では音の波が打ち、 体は自然と揺さぶられるダンスビート満載の1曲。(ぞんび) [official site]

9 6 NIGHTSWIMMING おとぎ話 JP UKプロジェクト

LINK最新号にインタビュー掲載、9月のSS22出演と、CRJでも大変お世話に なっているおとぎ話。恋や、音楽などに関するピュアでまっすぐすぎる言葉も、 ボーカル有馬さんのありのままの言葉だからこそ生き、心に響く。これぞ 等身大のロックの理想系。10月後半より全国ツアー後、11/16(金) Queにてワンマン。周りでも評判の良いライブもぜひ体感を! (やぎ) [official site]

10 10 ゆううつ あみのめ JP 自主制作

寺島暁子と利光雅之のデュオ、あみのめの初音源『First Name』より。 曲名通り憂いを湛えた曲調に、か細くも激しい歌声。何かが決壊した かのように溢れ出す感情の洪水に思わず身震いさせられる渾身の 1曲です。綿密なポスト・プロダクションとは対極にある、ざらついた質感に 生身の音楽がもつ強さがある。(ライダー) [official site]