Weekly

2007年10月21日付週間チャート

順位 / 前回順位 / 曲名 / アーティスト名 / 国籍 / レーベル

1 -- 赤色エレジー 松倉如子 JP Run、Rabit、Run Records

ムーンライダーズの鈴木慶一監修によるコンピレーションアルバム 『赤色エレジーマニア』。こちら、35年の時を超え、あがた森魚のデビュー作 「赤色エレジー」1曲のみを12組のミュージシャンがカバーするという大胆作! 12色に彩られるこの曲の中から松倉如子をチョイス。彼女の歌声に 導かれるまま、渡辺勝(ex.はちみつぱい)によって掻き鳴らされる哀愁漂う エレキギター、HONZIが奏でるバイオリンの心震わせるメロディ、虫の鳴く声、 小鳥のさえずりなどすべてが美しい。既存の良さと自分の個性を違和感なく クロスできるのはさすがのセンス。(ぞんび) [official site]

2 1 Your Own Gain KULARA JP

90年代中期から00年代前半までという比較的タイトな活動期間ながら、 その後のインディーシーンに多大な影響を及ぼしたハードコア・バンド、クララ のコンプリート盤よりチャートイン! 不穏な空気を放つアンサンブルから 一気に解き放たれる、爆発的なカオス。明らかに常軌を逸したシャウトと、 変拍子等を用いたテクニカルな演奏が、ギリギリの切迫感を生み、ハードコア というジャンルの内面を照らす。これは本当に聴くべきだと思うのです。 (かわぞえ)

3 -- コインランドリー OGRE YOU ASSHOLE JP OYA / UK PROJECT

オルタナ新世代の代表格、OGRE YOU ASSHOLEの2ndアルバム 『アルファベータ vs. ラムダ』よりオープニング・トラックがチャートイン。 一度聴いたら忘れられないハイトーンのヴォーカルに絡みあう、タイトで スタイリッシュな演奏には、他とは一線を画す洗練されたセンスが感じられる。 年末幕張で開催されるカウントダウン・ジャパンの出演も決定し、 乗りに乗ってるオウガを見逃すべからず! (ライダー) [official site]

4 2 ロボット ツチヤニボンド JP VROOM SOUND RECORDS

THE GO! TEAMなども所属するVROOM SOUND RECORDSからの期待の新人! メインソングライターの土屋貴雅を中心とする3人組バンド・ツチヤニボンドの デビューアルバム『TsuchiYaniBond』より。「トロピカリズモ meets はっぴいえんど」とも称される彼らの音楽は土臭さと都会らしさが同居し、 日常と非日常を横断する「ちょっと不思議」な世界観。宅録っぽい感触を 残しつつ様々なアイディアが自由かつ大胆に交錯するアレンジセンスも秀逸! 超オススメです! (いたる) [label site]

5 4 麦秋 ヒネモス JP compare notes

11人の「大人になった小学校の運動会の鼓笛隊」、ヒネモスの1stアルバム 『モリノダンス』から、どこか哀愁を帯びた穏やかさの中に、悠久の時の 流れをも感じさせる「麦秋」がチャートイン。リコーダーやアコーディオンの ノスタルジックなな響きが、コーラス隊の大合唱と相俟って琴線に触れる 感動的な1曲です。(ライダー) [official site]

6 5 ブバップ 赤犬 JP P-VINE RECORDS

13人編成ビッグバンド、関西きってのお祭り集団・赤犬、待望のニューアルバム 『あか犬』(ゲーム付!)より。スカ、ファンク、ええじゃないか(?)、 その他諸々、赤犬のフィルターを通して生み出されるお祭りサウンド!! 音源も良いですが、彼らはやはりライブを見て欲しい! というわけで以下は フジロック'07ホワイトステージでのライブ模様。演者、客ともにもの凄い 盛り上がりっぷり![LINK to You Tube](いたる) [official site]

7 6 かくれんぼ FRATENN JP macaroni records

ドラびでおの息子であることだったり、聴いていて耳に残る変拍子であったり、 意味の掴めない歌詞であったりと語るトピックには事欠かないフラテンですが、 メロディーセンスの良さが彼等の一番の持ち味なのではないでしょうか。 20代前半の今しか生み出すことのできないノスタルジックな音楽が鳴っている ように感じます。山口から東京へと拠点を移し、精力的にライブ活動を続けて いるので、是非、足を運んで欲しい。(ホッパー) [label site]

8 7 Tomorrow LITE JP DAIZAWA RECORDS

LITE、Funanoriの2バンドによるスプリットEP 『A Tiny Twofer』より。 2本のギター、ベース、ドラムというシンプルな編成から緊張感に溢れる インスト・ロックを生み出し続ける彼等の確かな技術力、バンド力を感じる 1曲です。11/2には代官山UNITにてavengers in sci-fiを迎えてのレコ発 ライブがありますので、是非、チェックを! (ホッパー) [official site]

9 3 Our Wild Flight VIA TANIA US easel

オーストラリア生まれシカゴ在住。prefuse73やトータスも愛して止まない ダウンビートの歌姫ヴィア・タニア、4年振りの新作からのチャートイン! 緩めかつメランコリックなトラックに乗っかる彼女の歌声は神聖さをも 感じさせる程に洗練された響きを持っています。北欧系音楽にも通じるような 儚く、そして清浄な空気感。素晴らしい! (いたる) [label site]

10 10 ゆううつ あみのめ JP 自主制作

高円寺周辺で活動するデュオ、あみのめの1st音源、『First Name』より 気づけば6週目のチャートイン。利光氏の狂気を含んだギターワークと 決してうまくは無いんだけれども、情感たっぷりの寺島さんのドラムの音、 そして純粋な声が何よりも印象的。その姿から浮かびあがるのは、 虚構など取り払った、本質的な美。 寺島さんの一刻も早い回復をただ祈るばかりです。(かわぞえ) [official site]