Weekly

2008年4月20日付週間チャート

順位 / 前回順位 / 曲名 / アーティスト名 / 国籍 / レーベル

1 -- brilliant lies OVUM JP XTAL RECORDS

先日のインタビューで紹介済みのOVUM、待望の1stアルバム『microcosmos』から。 1曲が10分程の曲が多いものの、その時間はあっという間に過ぎ、 まだ浸っていたいと思わせてくれるのは、まさに作曲の妙と言うべき。 轟音を奏でるバンドは少なくはないが、丁寧に考え込まれた音は耳に痛い事は 決して無く、聴くものを光で包むような優しさに溢れる。クラシック的な 普遍的美しさを持つ楽曲は、聴けば聴く程美しさが色濃く感じられるもの ばかりだ。生で体感してみて下さい、損は無いのは保証いたします。(サン) [official site] [MySpace]

2 -- COMING OUT group_inou JP GAL

CRJ-tokyoでもお馴染み、group_inouの2nd『FAN』よりチャートイン! トラックメイカーimaiとMCのcpの2人が織り成す、クラブとライブハウスを 横断した熱量たっぷりのサウンドは、よくある「ヒップホップ」とは、明らかに 異なる視点で構築されたもので、全方向対応可の強度を備えております。 いやしかし、タワー渋谷店インディーチャート1位とは凄いな……。(かわぞえ) [official site] [MySpace]

3 1 果て 藤田建次 JP magic book records

アヴァン・ポップの奇才、藤田建次の2ndアルバム『引力と斥力』より。 伸びたカセットテープのような独特なサウンドから、まさに引力と斥力で 宙を舞うかのような残響音が心地良く、溜息が出るほどに美しい1曲。 ぼんやりと浮かび上がってくる歌声と、テープを駆使したヨレた音程が 幻想的で哀愁の漂う世界観を作り出している。(モジバケ) [label site] [MySpace(magic book records)]

4 -- 見たらほら ミワサチコ JP BUMBLEBEE RECORDS

一昨年の10月に行われたレッドクレイヨラの来日公演での共演が話題となった シンガーソングライター、ミワサチコの新譜『BEAUTIFUL PLACE』から ようやくチャートイン。か細いようでぴん、と張ったミワの声が彼女自身が 不思議なコードで奏でるギターの音と、またそのギターの残響音と共に 耳の奥でサイケデリックに響き続ける。決して激しい曲ではないのだが、 聴き続けることで激しく胸をかきむしられるような、ある意味で本当に ハードコアな1曲だ。(TRY) [official site]

5 2 Triadic homecoming 渡邊琢磨 JP sycamore

COMBOPIANOこと渡邊琢磨が本人名義としては初めて発表するアルバム『冷たい夢、 明るい休息』より。ギターに内橋和久、ドラムに千住宗臣を迎えての本作。 譜面での作曲とはある種対照的な「演奏」の核を譜面での作曲と融合させる プロダクションが特異な彼の魅力が、稀代の名プレイヤー達との競演で際立つ。 チャート曲は弦楽とギターのフィードバック音が交錯する、本作中でも特に 美しい1曲。(いたる) [official site] [MySpace]

6 5 dinghy pasadena JP mao

カフェから野外フェスまで幅広い場で活躍を続けるギターインスト・ ソロユニット。ライブPAやサブミキサーもこなすイシモト氏の作り出す この曲の音の空間は緻密でありながらもそこにクラシカルなサーフロックの ギターを大胆に差し込むことで図太く暖かなものになっている。 夏の気だるい午後の昼下がり、なんて設定はあまりにも月並みだけれど、 そんな瞬間にたわいも無い話をしながらダラっと聴いていたい1曲だ。 23日に渋谷 O-nestで行われるレコ発ライブも要チェック!(TRY) [official site] [MySpace]

7 7 Good Friday Why? US Anticon

ジャンルを定めることってすごく難しいことだと思う。こんな曲を聴いた時には 特にそんなことを感じてしまう。アメリカ発のユニットWhy?の新作は ヒップホップというフィールドの上空を行ったり来たり。ぼやくようなラップを 若干質素で味のあるサウンドに乗せた曲は、前作からさらに洗練されたものと なっている。うーん、さすがですの一言。(ひろ☆) [label site] [MySpace]

8 3 the Drippers JP TREAT YOU GOOD

G京都のインディーズシーンを盛り上げるべく、11バンドが勢ぞろい! ほとんど全曲初出音源を集めたコンピレーションアルバム『hAkAbA-vA』から、 the Drippersの1曲。何を言ってるのか分からないテンション高めのボーカルと 脳内をかき乱されるパンクサウンドで変な踊りが踊れそうになります。 2分弱でも物足りなさを感じさせないというかむしろ濃い、そして熱い! カーレースの如く、ぐぁーっと走り去ってしまいますよ。見逃し禁止!! (ぞんび)

9 8 ドアー ARTLESS NOTE JP 自主制作

ギターボーカル、ツインドラムからなるARTLESS NOTEの最新音源 『Door,Door,Door!!』からの1曲。ハードコアのような音を 爆発させたかと思えば、次の瞬間には口ずさめそうなメロディーが流れる。 3人が生み出すライブの空間は、観るものを翻弄し惹きつける力を 確実に持っている。精力的にライブ活動を続け、知名度、実力共にうなぎ登りの 彼ら、なんと現役の大学生というから、なんとも色々な意味で恐ろしい……。 (サン) [official site] [MySpace]

10 6 Belly Kids Food For Animals US Hoss

Food For Aninalsの新作『Belly』から5週目のチャートイン。バシバシと決まる ブレイクビーツの嵐の中で、『そこにいくの!?』と思わず言ってしまうような 展開。わずか3分に詰め込まれたやりたい放題さは、自信と確信で裏づけされて いるのだ、と思いますきっと(笑)。だってこの打ちのめされた感と驚きは絶対 間違いないんだもの。とにかく攻撃的。(ひろ☆) [MySpace]