Weekly

2008年4月27日付週間チャート

順位 / 前回順位 / 曲名 / アーティスト名 / 国籍 / レーベル

1 -- 面影の先 SOUR JP arights Records

先日のCRJ-tokyo企画にも出演したSOURの新譜よりチャートインです。 アルバムの冒頭を飾るこの曲。か細くも、芯の通った歌声と、 独特のリズム感を持つ各楽器間のアンサンブルは、「歌モノ」の底辺を 広げるかのような響きを持ち、ギリギリのタイトさで成り立つその様は、 あまりに洗練されている。どこにも無い、新たなポップスの形。 (かわぞえ) [official site] [MySpace]

2 -- もうじきあんたは1人で立てるはずだ 三村京子 JP 星犬舎

サウンドプロデュースに船戸博史氏(ふちがみとふなと)、作詞協力に 阿部嘉昭氏を迎え、ニューアルバム『東京では少女歌手なんて』をリリースした 女性シンガー、三村京子。チャート曲は、作詞作曲ともに彼女が担当。 パッと見は普通の小さな少女が、アコギ1本を抱えて、愛や性についての詩を さらりと歌い上げる姿には衝撃を受けました。決して分かりやすくはないけれど、 心に刺さる詩、それを発する懐かしく暖かい声、ストレンジな歌い方。 とりあえずライブに足を運んで生で聴いてみてください。確実に鳥肌立ちます。 (ぞんび) [official site] [MySpace]

3 -- Starmine Sister avengers in sci-fi JP 自主制作

宇宙を思わせる音を奏でるスリーピースバンド、avengers in sci-fiの、 ツアーでの会場限定音源からの1曲! 多数のエフェクターを駆使して 近未来的な音を炸裂させる彼らの曲はダンスビートが中心だが、 チャートインしたこの曲のように歌がはえるゆったり目の曲も。(サン) [official site] [MySpace]

4 2 果て 藤田建次 JP magic book records

magic book recordsよりリリースの藤田建次の2ndアルバム『引力と斥力』より。 くすんだ色彩感覚はそのままに、歌にスポットが当てられた感のある 今作を象徴するかのような1曲。テープ音楽独特のクセを生かして描かれる 郷愁の世界は、華やかな街の片隅で静かに鳴り響き、ぼんやりとした 毎日を送る僕なんかには、よっぽどリアルに聴こえる。(かわぞえ) [official site] [MySpace(magic book records)]

5 4 見たらほら ミワサチコ JP BUMBLEBEE RECORDS

大分在住の女性シンガーソングライターの新作『BEAUTIFUL PLACE』より。 初っ端のギターの鳴りから広がる眩暈がするほどの色彩感覚・サイケデリックは、 好きな人には堪らないこと請け合いでしょう。凛として伸びやかな彼女の歌声も 楽曲に芯を通している。RED KRAYOLAとの競演も納得の、地に足の着いた実力派。 中村宗一郎(ゆらゆら帝国等のエンジニア)他、共作者らの仕事も光る。 6月には東京でのライブも予定されてるとのことで非常に楽しみ。(いたる) [official site]

6 1 brilliant lies OVUM JP XTAL RECORDS

精力的なライブを重ね、満を持してのアルバム発売となったOVUM(オーヴァム)。 10分以上に及ぶ楽曲は1曲1曲がストーリーを持ち、ヘッドホンで音量を大にして 聴けば、1本の映画を見たような充足感を覚える。緻密な構成ながら重さを感じ させない様にうまく昇華されているので、インスト初心者にもおすすめしたい。 アートワークにも一貫したイメージへのこだわりが見られるので、是非HPへ。 (タマちゃん) [official site] [MySpace]

7 2 COMING OUT group_inou JP GAL

その独特なフロウとキラキラしたポップなトラックが印象的な2人組の1st フルアルバム『FAN』からのチャートイン。刹那的なイメージを並べてそれを シニカルに眺めてみるけれど結局中2的な衝動と情熱が先行する、っていう なんだか西島大介の漫画のそれと同じような臭いが……。だからこそ、 っていうのかある意味でもの凄くリアルな感じがする(個人的に)。でもその カミングアウト出来ずに大人にもなれない男の姿っていうのは可愛らしいし 笑えるしそして何よりキラキラしててカッコイイ。(TRY) [official site] [MySpace]

8 2 Triadic homecoming 渡邊琢磨 JP sycamore

ドラムに千住宗臣、ギターに内橋和久という強力なメンバーを迎えてCOMBO PIANO こと渡邊琢磨が初めて本人名義として発表したアルバム『冷たい夢、明るい 休息』より。サウンド自体はCOMBO PIANOの前作『Growing Up Absurd』からの 延長と考えてもいいかもしれないが、本作での特徴は何より「渡邊琢磨」が 強調されていることにある。それは例えばアルバム中に何曲も渡邊琢磨自身が 歌い上げたりすることにも象徴的だが、強力なメンバーを得たとはいえむしろ これで「渡邊琢磨」の音楽がはっきりした気がする。(TRY) [official site] [MySpace]

9 9 ドアー ARTLESS NOTE JP 自主制作

ギター・ボーカル+ドラム+ドラム・シンセサイザーの特殊な編成で噂の ロックトライアングル、ARTLESS NOTEの新作から今週もチャートイン。 打楽器2人と向かい合ってメロディラインの殆どを背負うギターの セキネジュンリの気迫というかポテンシャルがガンガン伝わってくる1曲。 もちろんツインドラムも恐ろしいくらいにいいビートです。 変化球変化球ときて、ポップな直球がきたと思ったらまた変化球。しかも豪速球。 前半だけでもう三振でした。(ひろ☆) [official site] [MySpace]

10 6 dinghy pasadena US Hoss

レーベル主催者でもある石本氏のソロ、pasadenaの新作から。作り込まれた音に、 大胆にエレキギターのサウンド切り込ませる。そこに生まれるのは衝突の嵐では なく、優しく暖かい風。ふわふわとポップに、かつ踊れるロックサウンドは 他に例えがたい。様々なゲストを迎えたそのライブもみものです。(サン) [official site] [MySpace]