Weekly

2008年5月18日付週間チャート

順位 / 前回順位 / 曲名 / アーティスト名 / 国籍 / レーベル

1 -- 14.5 sub-tle DE onpa)))))

故クラウス・ディンガーのプロジェクト経由で結成されたドイツ在住日本人 2人によるユニット・sub-tle(サブトレ)の1stがベルリンのonpaよりリリース。 一聴して流麗なサウンドに込められた数々の音の質感、配置など総じて絶妙。 ジャーマンエレクトリックの突端で鳴らされた、美しいアコースティック。 (いたる) [official site] [MySpace]

2 -- Africa 旅団 JP Penguinmarket Records

ROVOなどで活躍する勝井祐二、岡部洋一をゲストプレイヤーに迎えた前作 に続き、今回1年9ヶ月振りとなる2ndアルバム『Terra Incognita』では、 Goma&Jungle Rhythm Sectionでお馴染みのパーカッショニスト辻コースケが 全編にわたりメンバー13人を強力サポート。ライブレコーディングならではの 熱量の多さ、緊張感がダイレクトに伝わってくる1枚です。バイオリンやギターの 奏でるポップでサイケデリックなメロディライン、ツインドラム、ジャンべ、 コンガなどの太鼓陣の叩き出すグルーヴは圧巻。特に3分30秒くらいからの流れ は最高に気持ちいいです。(ぞんび) [official site] [MySpace]

3 2 Juicy Fruity Spicy Funky SUIKA JP FLY N'SPIN RECORDS

2MCに女性詩人、鍵盤奏者、ドラマー・パーカッショニストからなるSUIKAの 約2年半振りとなる4thアルバム『カッコいい』より。ファンタジーな詩の朗読と ファンキーなラップ、バックでは生ドラム・サウンドと重たーいビートが 存在感を発揮している、というかなり変わった組み合わせだけれど、全体的に ポップに仕上がっているので、入りにくいこともなく楽しんで聴ける1曲です。 (ぞんび) [official site] [MySpace]

4 1 ゼノン ウリチパン郡 JP akichi records

OORUTAICHI・YTAMOに加え、亀井奈穂子・千住宗臣が正式加入してから初の 作品となる『ジャイアント・クラブ』。体の底から湧き上がるようなリズム、 遊び心に溢れるアレンジ、メロディの良さや声の魅力などがぎゅっと詰まって、 様々なジャンルも技術も噛み砕いてさらりと届けてくれるセンスに脱帽。 原始的とも言える音の楽しさに溢れているのにいくら聴いても飽きない、 素晴らしい作品です。ライブもまた違った良さがあるので是非! (タマちゃん) [official site] [MySpace]

5 -- Chairs 三沢泉 JP Symbolic interaction

東京ザヴィヌルバッハへの加入で注目のパーカッショニスト・三沢泉のソロ1st。 打楽器奏者らしい地に足の着いた(そして特異な!)リズム感と電子音を基調とした 繊細なサウンド。ミニマルミュージックなどの影響も見せつつ、結果として きちんと「歌」に仕上がってしまうあたりに特異な感性を感じる。ジャズや、 ありきたりのエレクトロニカに飽き気味の人にこそ聴き込んで欲しい。(いたる) [official site] [MySpace]

6 4 Let's Surf - We're In Hell KOTKOT US AWDR

エキゾヘリッシュ・サーフ・ガレージ・ワールド・ジャズバンドと評される KOTKOT……何だそれは? と思ってしまった洋楽にはあまり詳しくない私。 なのですが、一聴して、各々のせめぎあいによって生まれた轟音の波が 渦巻く様に圧巻され、また日本のアンダーグラウンドシーンに通ずるもの を感じたりもして。まさに音楽のサラダボールとでも言いましょうか、 あらゆるジャンルを包括した、ニューヨークの脅威! (チャイ) [official site] [MySpace]

7 6 うちあがる bed JP iscollagecollective

現在活動休止中の京都のdiary tree、大阪のScrollからなる新バンドbedの 新作『Response』から1曲。ツインギターの特性を活かした不協和音、 聴き手の耳に残るギターリフ、メランコリックな感情を出してる歌詞、 ひりひりと伝わってきてます。本作を聴いて、6月に新宿 Nine Spicesで 行われるライブに足を運んでみては? (ゴッホ) [official site] [Myspace]

8 9 果て 藤田建次 JP magic book records

チャートイン6週目に突入。雨の日に見る白昼夢、ぼんやりとした 幼少時代への懐古、古い万華鏡をゆっくりと回したときの煌めき……。 曲全体を漂う幻想的な郷愁には文学性をも感じます。 聴く者がその世界に引き込まれ、思わず息をのむ、その主たる所以は メロディーワークの美しさにあるではないでしょうか。(チャイ) [label site] [MySpace(magic book recordsd)]

9 3 I Woke Up Today PORT O'BRIEN US & records

& recordsから出たオークランドの4人組のデビューアルバムより。手元にあった 道具を手当たり次第でドカンズカンと音を出してヘロヘロ声で大合唱する様は、 祝祭的なんてもんじゃなくヤケになった文化系サークルの飲み会のよう。でも その歌声にこそなんだか可愛らしさがあって、絶対にこいつらいい奴なんだろうな なんて思わせてくれる素敵な1曲です。(TRY) [official site] [MySpace]

10 6 面影の先 SOUR JP arights Records

都内を中心に活動するSOURの、2nd Album『EVERY UNDONE DAWN』より。 "良質のBGM"感があった前作に比べ、ぐっと熱を増した歌とそれに合わせて 表情豊かになった楽曲。無視できない存在感を出しながら聴いていて安らげる、 心地良い温度感。隙間にとびこんでくる言葉の絶妙な淡さや切なさにもどきっと させられ、いつの間にか意外なほど心を掴まれているのです。ツアーを終え、 toeとの2マンでどんなライブを見せてくれるか期待しています。(タマちゃん) [official site] [MySpace]